スズキの新型ワゴンRスマイルの内装は可愛いだけじゃない! 機能性に優れた装備を紹介

スズキの新型ワゴンRスマイルはハイトワゴンでありながら後席にスライドドアを採用している。スペーシアなどのスーパーハイトワゴンとは異なり、扱いやすいサイズから大注目のモデルである。その魅力はそれだけにとどまらず、じつは内装の質感や収納スペースも工夫が施されているのだ。そこで今回は新型ワゴンRスマイルの内装をご紹介する。

スズキ ワゴンRスマイル 試乗会

新型ワゴンRスマイルは収納スペースの豊富さが魅力!

新型ワゴンRスマイルがとくにこだわっているのが収納スペースの豊富さだ。

前席に用意したインパネセンターポケットにはスマートフォンがすっぽりと収まるサイズで、ハイブリッドの2グレードには下にUSBソケットを2つ備え、充電しながらスマートフォンを置いておくことができる。運転席に用意したインパネアンダートレーには折りたたみ傘が収まるサイズでちょっとした小物を置いておくのにも便利だ。

スマートフォンを充電しながら置いておくことができる

また、インパネトレー、運転席と助手席の2箇所に備えたドリンクホルダー、ペットボトルホルダー付きのフロントドアポケット、助手席シートアンダーボックスなども用意する。

限られたスペースを持つ軽自動車には助手席下のシートアンダーボックスはありがたい

ハイブリッドXにはさらに豊富な収納スペースも!

ほかにもハイブリッドXのみの装備にはなるが、助手席のシートアンダーボックスやフロントアームレストボックス、後席にもシートバックポケット(後席右側)やシートバックアッパーポケットとドリンクホルダー2個、ショッピングフック3個を備えた折りたたみ格納式のパーソナルテーブルなどを用意する。

後席にも収納スペースを多数用意する

女性にとってはありがたいシートヒーターも用意

また、冷え性の女性にはとくにありがたい機能がシートヒーター&リヤヒーターダクト。運転席と助手席の座面にヒーターを内蔵。後席には足元に温風を送り込むリヤヒーターダクトを設置して寒い冬でも車内全体を暖める。運転席シートヒーターはハイブリッドXとハイブリッドSの2グレードとG 4WD車に、助手席シートヒーターはハイブリッドX、ハイブリッドS 4WD車に備える。

上級グレードにはシートヒーターも備える

後席を倒せばほぼフルフラット! シートアレンジも自由自在

さらに、シートアレンジが自在なのも便利なポイントだ。後席はワンタッチダブルフォールディングリヤシートとしており、スライドドア側からでも荷室からでも簡単に操作することができる。後席の背もたれを倒せばほぼフラットになるのが特徴で、車中泊などでも快適に過ごすことができる。

後席を倒せばほぼフルフラット状態だ

スライドドアの便利機能はハイブリッドグレードに装備

ほかにも、ハイブリッドXとハイブリッドSにパワースライドドア予約ロック機能や、パワースライドドア一時停止機能、半ドア防止機能(G快適パッケージ装着車にも装備)、スイッチ一つで自動解錠する両側ワンアクションパワースライドドアなど重い荷物などを抱えた状態でも簡単に、そして安全に使うことができる。

新型ワゴンRスマイルでは見た目だけでなく、使う人のことを考えて用意された快適装備が多数用意されている。こうした装備は実際に展示車や試乗車などで使ってみて、使用シーンを想像しながらグレードを選択していくのが良いだろう。

【筆者:MOTA編集部】

© 株式会社MOTA