長崎ヴェルカ 開幕5連勝 豊田合成に101-75

 バスケットボール男子のBリーグ3部(B3)第3節第2日は16日、愛知県稲沢市の豊田合成記念体育館などで7試合が行われ、長崎ヴェルカは豊田合成に101-75で快勝して、開幕5連勝を飾った。
 ヴェルカはゾーンディフェンスでゴール下を固めてきた相手に対し、立ち上がりこそ攻守に重さが見られたが、フォワードのボンズのリバウンドなどから二次攻撃につなげて打開。センターのカーター、フォワード高比良の3点シュートも決まって第1クオーターで24-15とリードを奪った。
 それ以降も選手が入れ替わりながら持ち味の堅守速攻を続け、第3クオーターまでで78-46と試合の大勢を決めた。第4クオーターも集中を切らさず、今シーズン初出場のフォワード松井らが攻守で積極的なプレーを披露。外国人選手の個人技で粘る相手を振り切った。
 このほか、ヴェルカと同じく無敗の岩手は山口を102-76で下して開幕5連勝、A千葉もアイシンを83-72で退けて開幕3連勝とした。得失点差で岩手が1位、ヴェルカが2位につけている。品川は金沢に77-75で競り勝ち今季初勝利を収めた。
 第3節最終日は17日、各地で6試合を実施。ヴェルカは同会場で豊田合成との2戦目に臨む。

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