国内女子ゴルフの「富士通レディース」最終日(17日、千葉・東急セブンハンドレッドC=パー72)は、降雨によるコースコンディション悪化のため最終ラウンドが中止となった。
最終日を首位と3打差の4位で迎え、そのままの順位となった上田桃子(35=ZOZO)は「雨だったので逆に我慢大会で我慢勝ちできるんじゃないかと。朝から練習して良かったし、やりたいなと思っていたけど、仕方ないですね」。ベテランらしく粘り勝ちのシナリオを描いてただけに、無念の中止となった。今大会や2週前の「日本女子オープン」で2位となるなど好調をキープしており「残りの試合で優勝できるように頑張りたい」と気持ちを切り替えた。
同じく4位で終えた東京五輪銀メダルの稲見萌寧(22=都築電気)は「今日腰がやばくて朝はパターもできないくらいだったんで治療に専念できるというのはあるんですけど…」と心配な状態を明かした。現段階では病院に行く予定はなく、まずは専属のトレーナーに見てもらうという。来週の試合は出場する予定で「気合をまた入れ直して、調整してまた上位で戦えたらいいなって感じです」と意気込んだ。