〈衆院選〉「私こそ」役立てる 高市政調会長来援、街頭で気勢 高鳥修一氏

 衆院選(19日公示、31日投開票)で新潟6区から立候補予定の自民党前職、高鳥修一氏(61)の決起集会が17日、上越市西城町3のデュオ・セレッソで開かれ、上越地域3市の県議、市議、支援者ら250人(主催者発表)が集まった。自民党の高市早苗政調会長(60)が駆けつけ、高鳥氏を「国会における社会保障、農林水産行政のプロ」と評して、選挙での支援を呼び掛けた。

 5期目を目指す高鳥氏は新型コロナウイルス対策の他、地域課題となっている保倉川放水路の早期整備、公立病院の再編議論に取り組むとし「私にやらせてほしい。私だから役に立てる」と支持拡大を訴えた。

 高市氏と高鳥氏は、9月の自民党総裁選に高市氏が出馬した際、高鳥氏がいち早く支持を打ち出し、推薦人に名を連ねた経緯がある。高市氏は「高鳥氏は国家観、経済政策の一致する同志。政府、自民党の農水、厚生労働分野で手腕を発揮してきた。機は熟した。地元から大臣を送り出そう」と述べて支援者を鼓舞した。

雨の中集まった支持者に対し、高鳥氏への支援を呼び掛ける自民党の高市政調会長

 2人は集会後、上越市のかに池交差点で街頭演説を行い、有権者に支持を訴えた。主催者によると街頭には300人が集まったという。

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