【NLCS】ブレーブス連日サヨナラ ドジャース継投失敗

【ドジャース4-5xブレーブス】@トゥルイスト・パーク

ブレーブスが劇的なサヨナラ勝ちで先勝したナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズの第2戦は、2対2の同点で迎えた7回表にドジャースが2点を勝ち越し。ところが、第4戦に先発予定だったフリオ・ウリアスを投入する積極的な継投が裏目に出て、ブレーブスは8回裏に4対4の同点に追いついた。そして、9回裏にはエディ・ロサリオのタイムリーで2試合連続のサヨナラ勝ち。昨季王者のドジャースは敵地アトランタで2連敗を喫して本拠地ドジャー・スタジアムに戻ることになった。

先発のイアン・アンダーソンが初回にコリー・シーガーの2ラン本塁打を献上し、先制を許したブレーブスだったが、4回裏にジョク・ピーダーソンが古巣ドジャースから同点の2ラン本塁打。7回表にクリス・テイラーの2点タイムリー二塁打で勝ち越しを許したものの、リードオフマンのロサリオの好走塁もあり、8回裏にオジー・オルビーズとオースティン・ライリーの連続タイムリーで同点に追いついた。そして、9回裏には今日大活躍のロサリオがサヨナラタイムリー。連日のサヨナラ勝ちにトゥルイスト・パークの大観衆は大いに沸いた。

ドジャースにとっては痛すぎる1敗となった。7回表に奪った2点のリードを死守すべく、7回裏にセットアッパーのブレイク・トライネン、8回裏には第4戦で先発予定だったウリアスを投入したものの、ウリアスがブレーブス打線に捕まって2失点。結局、第1戦に続くサヨナラ負けを喫した。ただでさえ先発投手が不足している状況のなかで、ウリアスを投入した一戦での痛恨の敗戦。デーブ・ロバーツ監督の継投失敗により、昨季王者が追い込まれつつある。

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