メッシのために…PSGがバルサとトレード検討 盟友アグエロ獲得へ代替要員はイカルディ

ともにアルゼンチン代表のメッシ(左)とアグエロ(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が、エースFWリオネル・メッシ(34)の盟友であるスペイン1部バルセロナのFWセルヒオ・アグエロ(33)の獲得に乗り出した。

スペイン・カタルーニャ地方のメディア「エル・ナシオナル」は「PSGはメッシを幸せにするために、バルサとのトレードを準備できている」と報道。「具体的にはアルゼンチン人同士のトレードになる。バルサはアグエロを手放し、パリのクラブはFWマウロ・イカルディを提供する」と大物同士のトレード案が浮上している。

これはPSG側の要望で「メッシとの個人的な関係にもとづいている。メッシの親友であるアグエロは今夏にバルセロナに上陸したが、予期せぬ事態が発生した。一方でイカルディはメッシとうまくいっておらず、バルサが彼のようなFWを必要としているので、PSGは完ぺきな脱出ルートを見つけた」と説明。

メッシと公私ともに親交の深いアグエロのPSG加入はクラブ、本人たちが望んでいるという。さらにバルセロナ側もイカルディを高く評価しており、ウィンウィンの取引になるというわけだ。アグエロとイカルディでは現状の実績で釣り合わないため、PSG側は移籍金の上乗せなども検討している模様だ。

PSGがメッシのために冬の市場で積極的に動きそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社