パラアスリートの姿 鮮やかに 蜷川実花さん写真展 24日まで 大村・ミライon

蜷川実花さんによるパラアスリートの写真が展示された会場=大村市、ミライon図書館

 写真家で映画監督の蜷川実花さんが捉えたパラアスリートの写真を展示する「GO Journal」写真展が、長崎県大村市東本町のミライon図書館1階ギャラリーで開かれている。24日まで。無料。
 蜷川さんは、日本財団パラリンピックサポートセンターが発行するグラフィックマガジン「GO  Journal」で「クリエイティヴ・ディレクター」を務める。2017年からこれまでに計5号を発行し、全国の図書館やイベントなどで配布されてきた。
 同展では、これまでの号で表紙、裏表紙を飾ってきた水泳や柔道、車いすラグビーなどのパラアスリート計10人の写真を展示している。東京パラリンピックで、車いすバスケットボール日本男子史上初の銀メダルに貢献した長崎市出身の鳥海連志選手も登場。「僕だけの目標じゃないってことが、なんでもトライできる原動力になっている」とのコメントと共に紹介されている。
 同館は「東京パラリンピックで活躍したパラアスリートの姿から、未来に向かって夢と希望を持つことの大切さを感じてもらえれば」と来館を呼び掛けた。

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