引退・松坂が延長17回、250球伝説のPL戦に言及「ボクのあきらめの悪さの原点」

松坂大輔(東スポWeb)

西武・松坂大輔投手(41)が自らの「あきらめの悪さの原点」を1998年夏の甲子園、準々決勝PL学園戦であると語った。

19日に行われた引退会見で松坂は「選手生活の後半は叩かれることの方が多かったが、あきらめが悪かった。苦しかったが、よくここまでやってきたなと思う」と苦しかった選手生活の晩年を振り返った。

さらに松坂は、その「あきらめの悪さの原点」ついて「全てがそういうわけではないが、あきらめなければ最後は報われるという。それを強く感じさせてくれたのは夏の甲子園でのPL学園との試合ですかね。あの試合があったからですからね。最後まであきらめなければ報われる、勝てる。あの試合が原点なのかな、あきらめの悪さの原点ですね」とコメント。

23年前、灼熱の甲子園で延長17回、250球をたった一人で投げ切り再三のPLの粘りを振り切って勝利。その勢いで春夏を連覇した伝説の試合を最後に振り返っていた。

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