バルセロナ10番のアンス・ファティは〝非売品〟契約延長に合意で解除金は約1330億円

ファティがメッシを超える日は来るのか(ロイター)

スペイン1部バルセロナは20日、所属するMFアンス・ファティ(18)と2027年6月30日まで契約を延長したと発表した。クラブ公式ホームページによると、契約解除金は10億ユーロ(約1330億円)に設定されたという。

バルセロナで10番を背負うファティの契約延長については、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)も担当する代理人のホルヘ・メンデス氏が長期契約と契約解除金に難色を示していると、スペインメディアの「エル・ナシオナル」で報じられていたが、条件面などを含めて合意したとみられる。

昨季限りで退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの後継者となるファティの契約解除金10億ユーロは、バルセロナでは東京五輪にも出場したMFペドリに続き、2人目の高額設定。クラブ側が特別な選手と考えている証しで、各クラブが手を出せない〝非売品〟となった。

すでにスペイン代表でもデビューを果たし、これまでに国際Aマッチ4試合に出場。クラブ史上2番目の若さとなる16歳298日でトップデビューを果たした逸材はメッシを超えるスターになれるだろうか。

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