セルティックのチームメートが古橋のために日本語習得に意欲「亨梧は英語を話せないので」

古橋亨梧(ロイター)

スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧(26)が、チームメートから厚い信頼を寄せられている。古橋は19日の欧州リーグ(EL)1次リーグ第3節ホームのフェレンツバロシュ(ハンガリー)戦で先制点をマークし、2―0の勝利に貢献。今季9ゴール目としチームに欠かせない戦力となっている。

アンジェ・ポステコグルー監督から高い評価を得ているのはもちろんのこと、この試合で古橋の得点をアシストしたポルトガル人FWジョッタ(22)は、さらなる連係向上を目指して、こんなことまで言いだした。英メディア「BTスポーツ」によると、「亨梧は英語を話せないので、彼とコミュニケーションを取るのに苦労しているが、僕が日本語を勉強して会話できるようにするから心配しないで、と言ったんだ」と日本語習得を古橋に宣言したという。

その上で「一番大切なのは、ピッチの上でお互いを知り合うことだと思う。彼は本当にいい動きをしているし、私が見た中では最高の動きをする選手の1人だ」と語った。日本人選手のために日本語を覚えようとするのは珍しいが、信頼の証し。チームはEL初勝利で公式戦3連勝と息を吹き返した中、今後も古橋とジョッタの連係からゴール量産が期待できそうだ。

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