衆院選 長崎3区 山田勝彦候補(42)=立民・新= 弱い立場の人の力に

山田勝彦候補

 父で元農相、正彦氏の選挙活動を学生時代から手伝い、政治が持つ大きなエネルギーを肌で感じてきた。大学卒業後、会社員を経て、父の秘書を経験。「弱い立場にある人の力になるために政治はある」。父の政治哲学はそのまま自身の姿勢にも生きている。
 「コロナ禍で『もう限界だ』という声を各地で聞く。国民の命と暮らし、経済を守り、支え合いながら安心して暮らせる社会を取り戻したい」。
 重視する政策の一つが食の安全。発達障害のある子どもを支援する会社を経営する中で、発達障害やアレルギーに苦しむ子どもが増加傾向にあると知った。「その大きな要因が食。遺伝子組み換え農作物や危険な農薬を受け入れている国の制度を変えなければ、子どもの笑顔や未来は守れない」と主張する。
 趣味は小学校から会社員時代まで続けた野球。プロ野球巨人の試合結果は欠かさずチェックする。6歳の長男の話題では「本当にかわいい盛り」と父親の顔をのぞかせる。

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