衆院選 長崎1区 初村滝一郎候補(42)=自民・新= 古里のために尽くす

初村滝一郎候補

 安倍晋三元首相の秘書として17年間、政治の中枢に身を置いた。「前に進めるのか、立ち止まるのか。物事が決まる過程を日々見てきた」。そこで培った経験と人脈は大きな財産だ。
 祖父は元参院議員、父は元衆院議員。生まれた時から政治は「隣」にあり、「いつか古里長崎のために尽くしたい」と思い続けていた。7月、現職の不出馬に伴う後任候補者の公募が決定。志を立てるため手を挙げた。
 人口減少が進む一方、JR長崎駅周辺の再開発など「100年に一度」の変化の時を迎えている長崎。中央とのパイプを生かし、「皆さんの一つ一つの思いを必ず国政に届けていく」と力を込める。
 身長185センチの恵まれた体格。学生時代、柔道やアメリカンフットボールなど運動部に誘われたが、演劇部に所属。大学では舞台芸術を学んだ。秘書になる前の2年間は大手家電量販店に勤務。「炊飯器を売るのはナンバーワンだったと思う」と回想し、顔をほころばせた。

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