〈衆院選〉新潟6区立候補者 私の主張、横顔㊤ 神鳥古賛氏(無所属・新人) 今の政治家に失望

 19日に公示された衆院選新潟6区に立候補している3人は投票日の31日に向けて連日、支持拡大に奔走している。立候補しているのは、届け出順に立憲民主党新人の梅谷守氏(47)、自由民主党前職の高鳥修一氏(61)、無所属で新人の神鳥古賛氏(53)。前回の与野党対決に、初挑戦の新人が加わり選挙戦は日を追ってヒートアップしている。3人の政治への思い、実現したい政策や主張をはじめ、人となりや趣味など、候補の「主張、横顔」を2回で紹介する。

 どこからも推薦を受けず無所属での出馬。街頭演説を中心に1人で活動を行っている。「これからだという意気込みがふつふつと沸いている」と話す。

 出馬理由を「自公政権が全く頼りない」と強調。「日本は外交力がない。外国の意図が理解できていない。国際社会で通用しない」「格差拡大で消費力が落ちている。賃金が上がっていない」と、外交力強化と経済底上げを重点課題に挙げる。

 新型コロナウイルスは「とっくに終わっている」とし、「普通の生活」「ノーマスク」を提示。「ワクチン接種廃止」を訴え、「同調圧力」による差別やいじめを懸念する。

 「選挙に出るのは初めて」だが、常に政治情勢を分析し、新聞などに意見投書し、街頭演説をしてきたという。「今の政治って、表に出ている政治家に全く中身がない。後ろに官僚が付いてやっているんでしょうけど、そんな状況が耐えられない。自分が出なきゃいけないと活動を始めた」と力を込めた。

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