小柳建設株式会社(新潟県三条市)の加茂本店が建設業で初となる「Microsoft Base Niigata-Kamo」としてスタート

小柳建設 加茂本店(2021年2月撮影)

小柳建設株式会社(新潟県三条市)は22日、同社の加茂本店が建設業で初となる「Microsoft Base Niigata-Kamo」としてスタートしたことを発表した。地方創生に向けた働き方の提案、地方部におけるオフィスの在り方と DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進支援を目指す。

「Microsoft Base」は、日本のDXを加速することを目的とした「Base=情報発信基地」として、代官山(2019年開設)をフラッグシップとする物理拠点を全国に展開。オンラインでも様々な情報を提供している。14日には日本マイクロソフト株式会社(東京都港区)が開催した同社最大の年次イベント「Microsoft Japan Digital Days」最終日のセッションにおいて、新潟県の小柳建設を含む全国3ヶ所に新設されることが公表された。

小柳建設は日本マイクロソフトと連携し「Holostruction(ホロストラクション)」を導入している

小柳建設は2016年から建設業全体のDXに向け、Microsoft HoloLensを活用したソリューション、「Holostruction(ホロストラクション)」の開発に取り組んできた。さらに、Microsoft365を活用したファーストラインワーカー(販売や流通、建設などの現場の最前線で働く従業員のこと)の働き方改善にも取り組んでいる。

「Microsoft Base Niigata-Kamo」としては、Microsoftと連携したセミナーによる知識やノウハウなどの習得と支援、小柳建設のDX事例などを参考にしながらの導入までのサポート、全国のMicrosoft Baseや各自治体と連携して、Holostructionなど最新のテクノロジーにも触れることができるショーケースとしての運営にも力を入れていく考えだ。

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