ソフトバンク 今夏退団した助っ人右腕・レイ再獲得へ本格調査

今季途中でソフトバンクを退団したレイ(東スポWeb)

Bクラスが確定したソフトバンクが、今オフの助っ人補強の一環として8月に退団したコリン・レイ投手(31)の再獲得に向けて本格調査していることが23日、分かった。

レイは今季からソフトバンクに加入。新型コロナ禍で合流が遅れたが、6月から先発として6試合に登板して3勝1敗、防御率2・03と安定した成績をマーク。貴重な戦力となっていたが、早産で生まれた子供と家族との時間を優先するため退団していた。

離日の際「もし今後またホークスでプレーする機会があれば、喜んでまたみんなと一緒にプレーしたいと思います」とチームへの愛着を示していた右腕。米帰国後はブルワーズとマイナー契約を結び、メジャー昇格も果たしていた。

昨オフ母国での契約がまとまらない中、日本でプレーする機会を与えてくれたホークスに恩義を感じていたレイ。新型コロナ禍の収束で、外国人家族の入国措置緩和の見通しが明るければ再加入への障壁は低いとみられる。

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