今季一発目の“エル・クラシコ”勃発!両監督が大一番に意気込み

 現地時間24日に、バルセロナとレアル・マドリードの“エル・クラシコ”が勃発。今シーズン最初の決戦に、両監督が意気込みを語った。

バルセロナが入場規制を解除!“エル・クラシコ”を含め100%観客動員が可能に

 昨シーズンのバルサはクラシコで2連敗を喫し、ロナルド・クーマン監督は入場制限が解除となった本拠地カンプ・ノウでより良い結果を望んでいる。

「私たちは直近2戦で勝利し、大一番を前にいい気分だ。スタジアムが満員になっていい雰囲気になるのを願っているよ。自分たちに何ができるか分かっているしホームでプレーするので、恐れはない。昨年の出来事はまだ覚えているが、様々なことが起こり得る。この試合は両チームの状態を多く語ることになるだろう」。

「両者は似ていると思う。経験豊富な選手がいてこちらが優れている点もあれば、彼らが優れている点もある。私たちにとってポゼッションが重要だが、相手はカウンターを得意としている。ボールを持っているときも失った時も、相手のカウンターを抑えるためにしっかりと組織化しなければならないだろう」。

 一方ビジターとしてクラシコに臨むカルロ・アンチェロッティ監督は試合を恐れていないと語るクーマン監督に対し、少しの恐怖を持つのはいい事だと持論を展開した。

「恐怖心がなければ、猫だと思ってライオンに近づくことができるね。恐怖心はポジティブな感情だ。恐怖を感じているとは言わないが、人生には試合に負けるよりも悪いことがあるという事だ。全ての選手は自分が重要な役割を果たせると分かっている。たとえベンチスタートでもね。だから選手たちと話し合う前に、ラインナップを伝えるつもりはない」。

「メッシはいないが、バルサには他にも非常に優れた選手がいる。私たちはバルサと対戦するんだ。メッシがいなくても、それで試合への取り組み方が変わるのは望んでいない。これまでも、そしてこれからも、バルサとの対戦は難しいだろう。私はカンプ・ノウで勝ったことがないが、今がその時だと思う。簡単ではないけどね」。

クラシコを前に両監督が意気込み語る Photo Getty Images Sport

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