「北斗の拳」がミュージカルに! ユリア役のMay’n「いつもキックボクシングで鍛えている」

左からMay'n、大貫勇輔、平原綾香(東スポWeb)

俳優の大貫勇輔(33)、歌手の平原綾香(37)、May’n(32)らが28日に東京・千代田区の東京會舘で行われたミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター ~北斗の拳」(12月8日)制作発表会見に出席した。

あの大人気漫画「北斗の拳」が初めてミュージカル化される。大貫がケンシロウ役、平原とMay’nがダブルキャストでユリア役を担当。世界的作曲家のフランク・ワイルドホーン氏が作曲を担当した。

会見でワイルドホーン氏は「オファーは10年前です。その時は漫画の存在を知りませんでしたが、いまでは息子たちが『お父さん、漫画のミュージカル書いているの!』と。この『北斗の拳』は巨大な山、上るべき大きな山。そして僕は山登りが大好きなんです」と熱いチャレンジスピリッツを語った。

大貫は「ミュージカル化すると聞いて、まず驚きました。そして『僕がケンシロウですか?』と驚きました。始めは不安でしたが、どんどん光が広がっていきました」と語る。

平原は「私がユリアを担当したら、お笑いになるんじゃないかと心配しました。ユリアってもしかしたら、どの登場人物の男よりも、心の面では一番強いんじゃないかなと思っていて。癒やしを与える存在。北斗の拳ってこんなに泣けるミュージカルなんだと思いました」と感じていることを明かす。

May’nは「私はいつもキックボクシングで鍛えているのでついに私の筋肉を見せる時が来た、と思ったんですが、ユリアは戦わないんですね」と笑いを誘った。

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