◆横浜DeNA0-7広島
大敗で終わった今季最終戦に唯一の光を照らしたのは、やはりルーキーの牧だった。今季23度目の複数安打で通算153安打とし、長嶋茂雄（巨人）に並んで歴代新人5位に浮上した。「打率3割、本塁打20本」も史上4人目となる快挙。記録ずくめの1年目を締めくくった。
新人史上最多の15度目の猛打賞がかかった最終打席は歩かされ、塁上で苦笑いした23歳は「たくさん経験させてもらった1年。良い時も悪い時もあったので来年に生かしてまた頑張っていきたい。チームも悔しい結果に終わったので、来年こそは優勝目指して頑張る」と雪辱を誓った。
