クーマン解任のバルセロナがシャビ氏と新監督就任で合意。残るは違約金などクラブ間調整

新監督就任が濃厚とされるシャビ氏(ロイター)

スペイン1部バルセロナの新指揮官にクラブOBでカタール1部アルサドを率いているシャビ監督(41)が就任が確実になったと、同国紙「アス」が伝えている。

バルセロナは27日に成績不振を理由にロナルド・クーマン監督の解任を発表。同紙によると、後任にシャビ氏の就任が確実になっているという。かねて待望論が出ていた元スター選手で、すでにシャビ本人とは監督就任で合意済み。現在指揮を執るアルサドとの契約解除に伴う違約金を含め、同クラブと協議中とし「バルセロナはアラベス(30日)の試合後に(シャビ氏が)合流できるように急いでいる」と報じている。

また、バルセロナはバルセロナB(実質3部)を率いるセルジ・バルジュアン監督(49)が暫定的にトップチームを指揮すると発表した。現役時代はスペイン代表として56試合に出場したクラブOBで2017年には中国1部杭州緑城の監督も務めている。28日には初めてチーム練習を指揮し、29日にはアラベス戦に向けた記者会見に臨む予定だ。

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