伝統誇る米誌の「年間最優秀選手」も受賞 大谷を絶賛「ルースは今年の彼ほど素晴らしくない」

大谷もニッコリ(ロイター=USA TODAY Sports)

米スポーティング・ニューズ誌(電子版)は28日(日本時間29日)に年間最優秀選手に大谷を選出したと発表した。1886年創刊の同誌は、1936年から同賞を発表している。同賞はメジャーの選手による投票で選ばれ、今年は184人が投票。大谷の得票率は56%で2位のブルージェイズ・ゲレロの29・3%を圧倒した。

同誌は「大谷は46本塁打、100打点、そしてア・リーグの誰よりも故意四球(20)が多い。さらに防御率は3・18で130回強で156奪三振。走者としてのエリートスピードを加えると前例がない。(選出の)プロセスは簡単だった」とし、「ベーブ・ルースは2021年の大谷のように素晴らしいシーズンを過ごしたことがない。(大谷と)ルースとの比較はもう終わりにしよう」と提言した。

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