【RIZIN】皇治が明言「負けたら引退」 11・20に元修斗王者・祖根寿麻と対戦

皇治(左)と祖根寿麻(東スポWeb)

格闘技イベント「RIZIN.32」(11月20日、沖縄アリーナ)の会見が29日、都内で行われ、〝キック界のドン・ファン〟こと皇治(32)が、元修斗環太平洋バンタム級王者の祖根寿麻(33)と対戦することが発表された。

再起の舞台にできるか。皇治は6月の「ワンナイトキックトーナメント」で反則行為のバッティング(頭突き)を3度も繰り出し、決勝に駒を進めるも敗戦。通算3戦3敗で一時は引退を示唆したこともあるが、現役続行を決意した。

そんな中、榊原信行CEOが13日の会見で皇治の対戦相手を〝公募〟し、祖根との一戦が決まった。

今回はキックボクシングルールで行われるが、沖縄出身の祖根が「僕はMMA(総合格闘技)の選手なんですけど、皇治君が光っているところで戦ってあげようかなと思います」と〝ジャブ〟を仕掛けると、皇治は「(相手は)誰でもよかったんで、マッチングアプリで決まったんちゃいますかね。マッチングアプリで決まった強運の祖根ちゃんにはおめでとうと言いたいですね」と返した。

続けて、皇治は「俺は負けたら引退ですよ。負けたら終わり、そう思ってやるので」ときっぱり。〝絶対負けられない戦い〟で白星を手にすることはできるか。

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