バルサ新監督候補シャビ氏の引き抜きにカタール1部アルサドが〝反発〟指揮継続を強調

ロナルド・クーマン監督(ロイター)

カタール1部アルサドがシャビ監督の引き抜きに反発か。スペイン1部バルセロナはロナルド・クーマン監督を解任。クラブOBのシャビ氏と新監督就任で合意したと各メディアが報じている。

そんな中、現在、シャビ氏が指揮を取るアルサドは公式ツイッターを更新し「最近報じられているものについて。アルサドの経営陣は、シャビ監督はクラブと2年間の契約を結んでおり、リーグのトップでのリードを維持し、タイトルを守るために、チームの今後の試合に完全に集中していることを再確認します」とつぶやいた。

スペイン紙「アス」は「シャビがまもなくバルセロナの監督になることは公然の秘密だ。しかし問題がある。シャビはカタールクラブと契約を結んでおり、彼らはバルセロナに行かせることを望んでいないようだ」と報じるなど、アルサドがバルセロナの動きをけん制していると報じた。

すでにスペインメディアは、10月中にシャビ氏の新監督就任が発表され、11月4日の練習からチームに合流。7日のセルタ戦で初采配する予定と伝えている。ただシャビ氏自身が「アルサドの仕事に集中している」と発言し、クラブ側も退任を否定する声明を出したことからも、バルセロナ新監督就任はもう少し時間がかかるのかもしれない。

© 株式会社東京スポーツ新聞社