パ・リーグ盗塁王は24盗塁で源田、和田、荻野西川の4選手が同時受賞!

西武の源田(東スポWeb)

パ・リーグは30日のロッテー日本ハム戦(ZOZO)で全日程が終了し各タイトルが決定した。その中で、盗塁王は西武・源田壮亮内野手(28)、ロッテ・和田康士朗外野手(22)、ロッテ・荻野貴司外野手(35)、日本ハム・西川遥輝外野手(29)の4選手が24盗塁で同時受賞となった。

30盗塁未満でのタイトルはパ・リーグ初。4選手が同時に盗塁王を獲得するのは両両リーグを通じて初の珍事となった。

5年目で初受賞の西武・源田は「うれしい気持ちと、びっくりという気持ちの両方です。すでに全日程を終えていましたので、ここ数日はあまりタイトルを意識することはありませんでした。盗塁は、バッターボックスにいる打者の一球や二球を犠牲にしてしまいますし、自分一人では達成できないものですので、周りの選手たちに感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝のコメント。

3年ぶり4度目の受賞となった日本ハム・西川は「今シーズンは、序盤から思うようにプレーできず、悔しい1年でしたが、最後にこうしてタイトルを獲得できたことはうれしく思います。プロ2年目から苦しい時も寄り添ってくれた栗山監督には感謝の気持ちでいっぱいです。いい時も悪い時も、僕を信じて起用してくれ、栗山監督のおかげで今の自分があると思っています。今年は節目の300盗塁を達成することができましたが、24個という数字自体に満足はしていません。来年以降、この悔しさを糧に、さらに盗塁数を伸ばしていけるように頑張ります」と語った。

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