31日のハロウィン当日を控えた30日、東京・渋谷駅周辺には若者が集まり混雑状態となった。
今週末は都内の飲食店への時短要請が全面解除されてから最初の週末。31日は日曜ということもあり、この日の渋谷駅周辺には、午後6時過ぎ頃から若者の人出が急増した。
集まった人の割合としては、女性よりも男性の方が多く、仮装した人の数は例年よりも少なめ。マスクをしたまま記念撮影、ナンパに勤しんでいた。
渋谷区は警視庁と連携し、100人態勢で警備。スクランブル交差点では警察官が「立ち止まらないで進んでください」と呼びかけていた。
同区では、新型コロナウイルスの感染拡大を予防として、29日夜から路上での飲酒規制が開始。29日~31日まで、午後6時~翌日午前5時まで渋谷駅周辺の路上、声運での飲酒を制限している。
センター街近くには、路上飲酒の禁止などを呼びかける張り紙などが貼られていた。
また例年のハロウィーンでは、落とし物をした人が交番に駆け込む姿が目立つ。今回は遺失物、拾得物の臨時受付所を設け、警察官が常駐していた。