上三川にフェンシング年代別日本代表が集結 31日まで合宿

練習に励むフェンシング世代別代表の選手たち(町提供)

 フェンシングの20歳以下と17歳以下のフルーレ日本代表の合宿が29日、上三川町体育センターで始まった。合宿のスタートに先立ってセレモニーも行われ、星野光利(ほしのみつとし)町長は「世界で活躍するための技術や精神面を向上させてほしい」と選手たちを歓迎した。

 例年合宿を行っている都内の味の素ナショナルトレーニングセンターが新型コロナの影響で使用制限がかかったため、2022年の栃木国体でフェンシング会場になっている上三川町に白羽の矢が立った。

 合宿は31日までの3日間行われ、全国からトップ選手32人が参加している。男子の飯村一輝(いいむらかずき)さん(17)=京都・龍谷大平安高=は「最高の環境を提供してくれることに感謝したい」。女子の竹山柚葉(たけやまゆずは)さん(17)=同・乙訓高=は「3日間を有意義に過ごして競技力向上に努めたい」と抱負を述べた。

合宿に参加したフェンシング世代別代表の選手たち

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