大河ドラマ受け、卓上も初の限定販売 22年鎌倉カレンダー

「鎌倉の魅力が伝わるように」との思いを込め、同協会が手掛けたカレンダー=鎌倉市御成町

 鎌倉市観光協会は、古都の四季の写真を収めた「鎌倉カレンダー」2022年版(税込み1200円)を販売している。1月から放送予定のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせ、卓上カレンダー(同990円)も限定で初めて発売した。

 鎌倉カレンダーは見開きB3サイズ。写真は同協会実施のフォトコンテストで1185点の中から、由比ケ浜海岸や桜咲く鶴岡八幡宮、円覚寺の紅葉などを捉えた入選作を収めた。表紙には新型コロナ対策の啓発でマスクを着けた段葛(だんかずら)のこま犬の写真もある。

 卓上カレンダーは、同ドラマの主人公・北条義時をはじめ源頼朝の天下取りを支えた13人の家臣団をキャラクターにし、人物像や市内のゆかりの地を月ごとに紹介している。売り切れ次第終了する。

 同協会は「コロナ禍でも変わらない風光明媚(めいび)な景色や、大河ドラマをきっかけに知られざる魅力や歴史を伝えるきっかけになれば」と話す。同協会事務所や市内外の一部書店で販売。問い合わせは同協会電話0467(23)3050。

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