クーマン監督解任のバルセロナ、リード守り切れず3試合勝利なし…

 ラ・リーガ第11節が開催され、バルセロナが本拠地カンプ・ノウにアラベスを迎えた。

バルセロナがクーマン監督解任 ラージョ戦完封負けが決定打に

 クラシコに続き前節ラージョ・バジェカーノ戦でも敗れ、バルサはロナルド・クーマン監督解任の決断を下す。後任が決定するまで、当面はBチームのセルジ・バルフアン氏が暫定で指揮を執る事となった。連敗脱出を図るバルサだったが、前半終了間際にセルヒオ・アグエロが目眩を起こし交代を強いられる悪しでんが発生。不穏な空気を漂わせ、試合を折り返す。

 流れを変えたいバルサは後半開始早々49分に、ジョルディ・アルバのパスを受けたメンフィス・デパイがペナルティエリア手前の左から右足を振り抜く。綺麗な弧を描いたボールはゴール左隅に吸い込まれ、閃光の先制弾を奪取する。ところが得点から3分後、アラベスに一瞬の隙を突かれ痛恨の失点。1-1の同点の終わり、リーグ3戦未勝利となった。

クーマン解任のバルサがホームでドロー Photo Alex Caparros

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