クーマン監督解任のバルセロナの再出発初戦はドロー FWアグエロが胸部の不快感で病院へ直行

アグエロの体調に異変が…(ロイター)

スペイン1部バルセロナは30日、ロナルド・クーマン監督解任後初戦となったホームのアラベス戦で1―1の引き分けに終わった。

Bチームを指揮していたセルジ・バルフアン氏を暫定監督に据えて臨んだ一戦。FWアンス・ファティ、MFペドリ、MFフレンキー・デヨングらが負傷でベンチ外となる苦しい台所事情だった中、先発したアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロにアクシデントが起こった。前半38分ころに胸部をおさえて、そのままピッチに倒れ込んだ。駆け付けたチームドクターが状態を確認した後、自力で立ってピッチを退いたが、そのまま病院へ直行。心臓の検査を受けるという。

さらにこの試合でDFジェラール・ピケが右ふくらはぎを痛めて、後半途中で交代。また1人、負傷者が増えてしまった。クーマン監督を解任しても好転する見通しが立たず、しばらく厳しい状況が続きそうだ。

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