練乳クリームが美味しいドームケーキ

ジェノワーズ15cmを1台使って、15cm程度のボウルで作るドームケーキです。 丸いフォルムがとってもかわいいケーキです。 クリームは練乳を使った、ミルキーで優しい甘さのケーキです。 『料理のいろは レンジボウル 17cm』を使うと、内径が14.5cmでクリームを塗って、おおよそ15cmのドームケーキができます。 このボウルよりやや大きいボウルしかない方は、生クリーム350g・練乳70gで作ってみてください。 クリスマスデコレーションケーキ特集はこちら

by あいりおーさん

このレシピの材料


数量:内径15cm程度のボウルひとつ分

15cmジェノワーズ… 1台

生クリーム… 300g

練乳… 60g

小粒いちご(サンド用)… 16個

シロップ

細目グラニュー糖… 10g

水… 30g

キルシュ… 10g

下準備


・「レシピID:00016038」のふんわりジェノワーズのレシピを参照し、ジェノワーズを焼いておく。 ・いちご(Sサイズ程度の小粒)は、厚さ1cm程度(小粒なら半分)にカットしておく。 (1段でいちご8粒×2段で使います) ・シロップ材料のグラニュー糖・水を耐熱容器に入れて600Wのレンジで40秒間加熱し、粗熱がとれたらキルシュを入れて、準備しておく。

作り方


1.「レシピID:00016038」のふんわりジェノワーズを焼き、しっかり冷めたら底の薄い茶色の生地を削いでおく。 1cmのルーラーを生地の両サイドに置き、1cm厚に4枚スライスする。

2.写真を参考に、ボウルに最初に入れる生地を直径14~15cm、真ん中に入れる生地直径10cm、底生地14.5cm(ボウルの底に合わせて)丸く抜く。 スライス1枚と10cmに抜いた残りの生地を縦4cmにできる分だけカットして、長さ40cm程度になるようにする。 ※面倒でなければ、側面の茶色の部分は薄く削いでおくと、カットしたときの断面がきれいです。

3.側面に並べる生地は、こんな感じでつなげて側面に入れていきます。

4.ボウルにラップを敷き、底に14~15cmに抜いた生地を敷く。 側面に高さ4cmの生地を敷き詰め、作っておいたシロップを刷毛で塗る。

5.ボウルに生クリーム・練乳を入れ、氷水を入れたボウルで底を冷やしながら、まずは7分立てくらいに泡立てる。 ※ボウル全体を半分に分けるつもりで、手前はサンドに使う用にかためのクリームに調整します。 ホイッパーですくうと、落ちないかたさです。

6.5で作った、かためのクリームを50g入れ、スプーンなどで平らにならす。

7.いちごを敷き詰める。

8.いちごの上にクリームを50gのせて、スプーンでならす。

9.10cmのジェノワーズをのせて、軽く押さえて密着させる。 手順6~8と同様に、2段目のクリームを50g入れてならす→いちごを並べる→クリームを50gのせてならす、という作業を繰り返す。

10.最後のクリームを入れたら、少しだけふたをする部分にもクリームをつけて、接着剤の代わりにする。

11.底になる生地をのせて、ふたをして冷蔵庫でクリームが落ち着くまで、20~30分間冷やす。 残りのクリームは、あとでナッペに使うので、冷蔵庫で一緒に冷やしておく。

12.よく冷やしたら、回転台をボウルにかぶせるようにしてひっくり返し、ケーキを取り出す。 ※ここで見えている茶色い部分がカットしたとき見えないほうがよい、という場合は、あらかじめ薄く削いでおくとよいです。

13.残しておいたクリームは、ホイッパーですくうと一瞬こもって落ちるくらいに、再度泡立て直す。 ※慣れない方は、ゆるめに設定しておきます。 生クリームは「純生クリーム」がダレずに仕上げられるので、植物性や脂肪分低めのものはおすすめしません。 パッケージの裏面に種類別「クリーム」と書かれているものがおすすめです。

14.たっぷりめにクリームをのせて、回転台を回しながらパレットナイフでクリームをサイドにはみ出させるような気持ちでならします。

15.はみ出たクリームは、回転台を回しながらクリームを下へのばすようにナッペします。 足りなければ、クリームを足します。

16.だいたいこんな感じでナッペできたらOK。

17.下からパレットナイフを垂直に軽く当てながら回転台を回し、パレットナイフを少しずつ上にずらしていくイメージでラインをつけていく。 ※このとき、ナイフを強く当てすぎたり、角度がつき過ぎるとクリームが溜まって大きくはみ出してしまうので、軽く当ててあまり角度をつけないほうがよいです。 側面は垂直に、トップは写真のように当てます。

18.底にはみ出たクリームは、パレットナイフを写真のように少し差し込んで、回転台を回しながらすくい取るようなイメージできれいに処理します。

19.残った生クリームを手順5のツノが立つ程度に、泡立て直す。 6切の口金を付けた絞り袋に入れて、「の」を書くように側面に斜めに流れるように絞り、トップにも絞り出す。 ※通常は、口金絞りはホイッパーでクリームをすくうと角先が折れ曲がるやわらかさですが、ここでは側面に絞る用は少ししっかりしたクリームでないと流れてしまうので、いつもよりかためにしています。 また、12切など切り口が多いとボソボソしやすいので、6切くらいが絞りやすいです。

20.トップにお好みでフルーツを並べて、クリスマスピックなどを飾ったら、出来上がり。

21.クリームはどちら方向に流れてもOKです。 シンプル仕様。

22.大きめのピックをさして、華やかクリスマス。

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