トットナム監督解任でマンチェスター・ユナイテッドの監督問題にも影響

ヌーノ監督(手前左)の解任がスールシャール監督に影響しそうだ(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのトットナムが1日にヌーノ監督(47)の解任を発表し、後任にアントニオ・コンテ氏(52)の就任が確実となった。

トットナムは低迷のため指揮官の更迭を決断。英スポーツ専門放送局「スカイ」など複数の現地メディアがイタリア人の名将で現在フリーのコンテ氏の就任に向けて、クラブ側がすでに本格的な交渉に入ったと報じた。クラブ、コンテ氏双方とも就任に前向きで正式発表は秒読み段階にあるという。

この解任劇がマンチェスター・ユナイテッドの監督問題にも波及しそうだ。スールシャール監督の更迭を検討しているマンチェスターUは、コンテ氏の招へいに動いて一時は有力候補となっていたが最終的に破談。これにより現地メディアでは、マンチェスターUが前レアル・マドリード監督のジネディーヌ・ジダン氏とオランダ1部アヤックスのエリック・テンハフ監督の〝二択〟に絞り、アタックするとの指摘も出ている。

トットナムの監督解任劇が、世界屈指の名門の指揮官を巡る動きにも直結しそうだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社