マンチェスターUがスールシャール監督解任なら約12億円損失…トットナム戦で最終判断へ

頭を抱えるスールシャール監督(ロイター)

イングランド・マンチェスター・ユナイテッドはオーレグンナー・スールシャール監督(48)を解任した場合に、750万ポンド(約11億7000万円)を支払わなければならないと英紙「サン」が伝えている。

今季はポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドをはじめ、イングランド代表FWジェイドン・サンチョ、フランス代表DFラファエル・バランと大型補強をしながらも、ここまで4勝2分け3敗と優勝争いに絡めていない。しかも24日のリバプール戦で0―5と歴史的敗戦を喫し、指揮官への批判が集中。解任論が高まっている。

各メディアは次戦(30日)トットナム戦に敗れるようなことがあれば、更迭は避けられないと報じており、後任には元イタリア代表監督アントニオ・コンテ氏の就任が最有力という。

ただ、スールシャール監督を解任することになれば、マンチェスターUは巨額な資金を失うことになる。同紙は「シーズンの途中で契約を解除した場合、1年分の給与を支払わなければならないとサンは独占的に明らかにした」とし、スールシャール監督の場合、契約解除に伴う補償は750万ポンドに設定されているという。

C・ロナウドはチームの低迷打破について「時間が必要だ」と話していたが、トットナム戦を含めてチームは再浮上できるだろうか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社