特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、長崎県西彼時津町の時津署は10月26日、「ローソン長与嬉里郷店」サブリーダー、山田美智子さん（46）に署長感謝状を贈呈した。
同署によると、9月22日午後、80代男性が来店し「パソコンにハッカーが入り、修理のためグーグルカード5万円分をほしい」と尋ねた。山田さんはパソコンの修理に電子マネーを使うとは聞いたことがなく、詐欺を疑い警察相談電話番号が書いてある注意喚起のカードを男性に渡して相談を促した。男性は警察に相談し被害に遭わずに済んだという。
黒岩茂久署長から感謝状を受け取った山田さんは「（電子マネーについて）よくは知らない様子なのに高額分を購入しようとするのはおかしいと思った。お役に立てて良かった」と話した。
