メッシがバルセロナ帰還を宣言 苦境の古巣に「良い選手が現れた」

将来のバルセロナ帰還を宣言したメッシ(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が将来のバルセロナ帰還を誓ったと、スペイン紙「スポルト」が伝えている。

同紙はメッシの独占インタビューを掲載。昨季限りでバルセロナを退団したことやジョアン・ラポルタ会長とのやりとりなどに言及。同会長が無償でのプレー継続を望んでいたと語ったことに「彼の言葉は私を傷つけた」などと率直な意見を述べていたが、将来的なバルセロナ復帰を検討しているという。

メッシは「PSGとの契約がいつ終了するかわかりません。そして確かに、私たちは再びバルセロナに住むことになり、私たちの生活はそこにあるということです。それは私の妻が望んでいることであり、私が望んでいることです。いつになるかはわからりませんが、バルセロナに戻って生活します」と語っている。

また引退後はバルセロナのスタッフとして活動したいという。「いつか技術部門(強化部長など)を担いたいです。バルセロナに行くかどうかはわかりません。可能性があれば、私が大好きなクラブなので、できる限り貢献したいと思います。これからも良いクラブであり続け、成長し続け、世界一のクラブであり続けたいと思います」との願望を明かしている。

さらに苦境に立たされているバルセロナの現状について「私はできる限り試合を見ています。カビのような重要でとても良い選手たちが現れました。チームレベルでは大丈夫です。クン(FWセルヒオ・アグエロと(FWウスマヌ)デンベレがうまく復帰すれば、チームにとって大きな助けになるでしょう]と話していた。

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