「G.I.ジョー︓ 漆黒のスネークアイズ」などハリウッドで活躍する、マレーシア出身のヘンリー・ゴールディング主演映画「MONSOON／モンスーン」（2022年1月14日劇場公開）の、予告編が公開された。
公開された予告編では、主人公のキット(ヘンリー・ゴールディング)がアイデンティティを探す旅の道程が描かれる。ベトナム戦争後の混乱のなか、ボート難民として家族でイギリスへと亡命したキットは、両親の遺灰を埋葬する大事な場所を見つけるため、30年ぶりに故郷のサイゴン(現ホーチミン)を訪れる。母国語を忘れ、街になじめず孤独な表情を浮かべるキットは、過去の記憶をたどるように街をさまよう。経済成長を遂げてすっかり姿を変えたサイゴンと、昔と変わらず古く懐かしい文化や街並みを残すハノイ。そこで出会う人々との交流を通して、次第にキットの表情が変化していく。
キットの姿とともに、サイゴンの夜景やハノイの田園風景、さらにハノイの観光名所でもあるロンビエン橋など、変わりゆくベトナムの今を捉えた映像となっている。
「MONSOON／モンスーン」は、30年ぶりにサイゴン(現ホーチミン)へ帰郷した主人公のキットが、アイデンティティを探す旅路を描いた作品。主⼈公・キットを演じたのは「クレイジー・リッチ！」で注目を浴び、「G.I.ジョー︓ 漆黒のスネークアイズ」の主演に抜擢された、ハリウッドでも活躍中のヘンリー・ゴールディング。イギリス⼈の父とマレーシア⼈の母を持つことから、キットの持つ複雑なアイデンティティに強い共感を抱いたという。監督は、「追憶と、踊りながら」のホン・カウ。カウも、キット同様に”ボート難⺠”として渡英していた過去を持つ。
【作品情報】
MONSOON／モンスーン
2022年1月14日(⾦)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
配給：イオンエンターテイメント
© MONSOON FILM 2018 LIMITED, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE 2019
