ボクシングWBAスーパー&WBC&WBO世界スーパーミドル級統一王者「カネロ」ことサウル・アルバレス(31=メキシコ)との4団体統一戦(6日=日本時間7日、米ラスベガス)に臨むIBF世界同級王者のケイレブ・プラント(29=米国)が巻き越した乱闘騒ぎの代償は小さくなかったようだ
プラントは試合に先駆けて行われた9月の記者会見で、王者アルバレスを挑発。激情したアルバレスから反撃される大乱闘を引き起こしたが、その際に右目下を切るケガを負った。英紙「サン」によると「英国の元2階級制覇王者、カール・フランプトン氏がこの傷がトレーニングキャンプに影響を与えることを危惧している」という。
同氏はプラントが傷を負った時期を問題視し「(乱闘が起きた)5週間ほど前はプラントは厳しいスパーリングの真っ最中だったと思う。スパーでの調整に影響を与えるほどのカットであるのは間違いない」と語っている。傷の影響でまともな練習ができず、試合に響いてしまうのではと懸念を抱いているわけだ。
全世界が注目するビッグマッチなだけに、両者が万全な状態で臨んでほしいところだが…。