森きらら開園60周年記念モザイクアート 思い出の写真850枚で制作

お披露目されたモザイクアート=佐世保市、森きらら

 長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)で10月30日、開園60周年を記念して制作したモザイクアートがお披露目された。同園で撮影した写真を市民らから募集し、約850枚を使って完成させた。
 開園当初を撮影した貴重な白黒写真や、子どもと動物を一緒に撮った写真などが集まった。縦2.6メートル、横4メートルで、同園の入り口に掲示。キリンやサルなどさまざまな動物たちが、未来に向かって進む様子を表現している。
 同日、現地で完成披露セレモニーがあり、関係者ら17人が出席。朝長則男市長は「いろんな思い出が詰まったモザイクアート。多くの皆さんにご来場いただき、思い出を振り返っていただければ」とあいさつした。
 同市の主婦、藤村舞子さん(39)は、長男の彩翔ちゃん(4)と対州馬を一緒に撮った写真を応募した。「子どもは森きららが大好き。(モザイクアートは)デザインがかわいくて、いいと思った」と話した。

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