【TOTOジャパンクラシック】腰痛抱える稲見萌寧 〝あっためケア〟で復帰戦へ

稲見萌寧(東スポWeb)

腰痛を抱える女子ゴルフ賞金ランク首位の稲見萌寧(22=都築電気)が〝あっためケア〟で復帰戦に臨む。

4日に開幕する「TOTOジャパンクラシック」(滋賀・瀬田GC北C)を前に会見した稲見。10月の「マスターズGCレディース」最終日を腰痛のため棄権。「歩けなかった。次の日も、座るのもきつかった」と当時の様子を明かした。

前週の「樋口久子 三菱電機レディス」は欠場。治療やケアにあたり、回復しているが「日常生活は良くなっているが、フルスイングのときに違和感が出ている感じ。洗面台で顔を洗う時は痛い」と完治はせず。痛み止めを服用している状態だ。それでも「湯船に長くつかるようにして、腹筋を鍛えています」と自分でも地道にケアを続けているという。

現在賞金女王争いでトップの稲見。2位の古江彩佳(21=富士通)らが虎視眈々と逆転を狙う。「最後までわからないと思うので、特別な意識は持っていない」と平常心を誓う一方で「なりたいのはなりたいので、目の前の試合を上位で頑張りたい」と静かに抱負を述べた。

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