【カーリング】吉村紗也香 北海道銀行として最後の大会へ「一試合一試合集中」

カーリングのパシフィックアジア・選手権(6日開幕、カザフスタン)に出場する女子日本代表の北海道銀行が3日、オンラインで会見を行い、スキップの吉村紗也香(29)は「代表で戦えることをありがたく思っているので結果に結び付けられたら」と意気込みを語った。

出場メンバーの船山弓枝、近江谷杏菜、小野寺佳歩、吉村は今月いっぱいで北海道銀行とのスポンサー契約が終了。吉村は「北海道銀行という名前で出場するのは最後」としながらも「やることは変わらないので、しっかり目の前にある試合を一試合一試合集中して頑張っていきたいと思っています」と強調した。

今後、4人は「フォルティウス」として活動する一方で北海道銀行は女子カーリング部を新設する。吉村は「これから北海道銀行とフォルティウスと別々の道に進んでいくんですけど、カーリング選手というのは変わりないので、自分たちの道に一生懸命頑張っていきたい」と話した。

チームは9月の北京五輪代表決定戦でロコ・ソラーレに敗れ、五輪出場が消滅していた。

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