九州実業団毎日駅伝 三菱重工が2位 全国への出場権獲得

第1中継所、三菱重工の1区井上(左)が3位で2区カンディエにつなぐ=北九州市内

 陸上の第58回九州実業団毎日駅伝は3日、北九州市の本城陸上競技場発着コース(7区間80.2キロ)で行われ、長崎県勢は三菱重工が3時間51分55秒で2位に入り、13年連続26度目となる全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝=来年1月1日・群馬)の出場権を獲得した。旭化成が3時間48分11秒の大会新記録で4年連続47度目の優勝を飾った。
 19チーム(オープン2チーム含む)がエントリー。九州8枠のニューイヤー駅伝出場権を競った。三菱重工は1区井上、2区カンディエで旭化成と5秒差の3位につけ、3区的野で2位に浮上。その後は旭化成に離され、6区林田で一時3位に下がったが、7区山下が再び黒崎播磨を抜き返して2年連続の2位でゴールした。
 旭化成は3区市田孝が区間新の快走で首位に立つと、以降4人も連続区間賞。危なげなく4連覇を達成した。3位黒崎播磨は1区田村友が従来の区間記録を21秒塗り替える36分28秒で走った。

© 株式会社長崎新聞社