日本代表の森保一監督(53)が、11月のカタールW杯アジア最終予選のベトナム戦(11日、ハノイ)とオマーン戦(16日、マスカット)に向けて気になる負傷者の現状を説明した。
ひざを痛めて10月の最終予選を欠場したMF堂安律(PSVアイントホーフェン)については、4日に欧州リーグ(EL)のモナコ(フランス)戦の遠征メンバーに入っており「追加招集も視野に入れて、彼のコンディションを見ていきたい。所属のPSVとコンタクトを取りながら、ELを終えた後に判断したい」と出場して状態に問題がなければ追加招集する方針を示した。
また、10月のオーストラリア戦で負傷後に所属の神戸で欠場が続いていたFW大迫勇也に関しては「昨日私が神戸と仙台の試合を視察に行ってきた。60分すぎから出場して、プレーする部分では問題ないということで招集メンバーに加えた」と説明。また3日の川崎戦で交錯して負傷の可能性があったDF酒井宏樹(浦和)については「メディカルに確認してもらった。結論はプレー可能ということで招集した」とゴーサインを出した。
ただ今後も慎重に状態を見極めていく構えで「コンディション的にどれだけ上がるかは、もう1試合Jリーグの試合もあり時間もあるので、決めていきたい」と語った。
負傷者のコンディションが戦い方を左右しそうだ。