今季MLBが最高に盛り上がった瞬間は…「大谷オールスター二刀流」も候補に!

オールスターでも二刀流を披露した大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

今季のメジャーで最高に盛り上がった瞬間を選ぶ「MLBレジェンダリー・モーメント・アワード」の候補が4日(日本時間5日)に発表され、エンゼルスの大谷翔平投手(27)がオールスター戦に史上初となる投打の二刀流で出場したシーンが候補に選ばれた。初回に先頭打者として打席に立ち、その裏、先発マウンドに上がった。

レギュラーシーズンとポストシーズンからそれぞれ4、計8モーメントが候補となった。ファンによる投票が20%、MLBの評論家や記者など識者の意見が80%という比重で選考される。ファン投票はMLB公式サイトで受け付け中だ。受賞は30日(同12月1日)までに発表される予定だ。

大谷の他にレギュラーシーズンでノミネートされた瞬間は次の通り。ホワイトソックスのアンダーソン内野手がフィールド・オブ・ドリームス・ゲームで放ったサヨナラ本塁打。ドジャースのベッツ外野手が4月17日(同18日)のパドレス戦で試合を救ったダイビングキャッチ。ヤンキースが162試合目でポストシーズン進出を決めたアーロン・ジャッジ外野手のサヨナラ打。

ポストシーズンは次の4つ。レイズのアロザレーナ外野手がア・リーグ地区シリーズ第1戦の7回に成功させた本盗。ドジャースのテーラー内野手がナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦で打った3本塁打。ブレーブスのソレア外野手がワールドシリーズ第4戦の7回に放った代打勝ち越し本塁打。同じくソレアが同第6戦の3回に打った先制の3点ムーンショット。

ちなみに昨年はレイズのフィリップス外野手がワールドシリーズ第4戦で放ったサヨナラ勝ちにつながる同点適時打が選ばれた。

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