県産「あずき」を使った和菓子を開発 広島

JA全農ひろしまと県内の菓子メーカー8社などが広島では珍しい県産品を使った和菓子を開発しました。

山﨑菜緒アナ「こちらに並んでいる和菓子!実は全て広島県産の あるものを使っているんです すでに売り切れのものもあります」

広島バスセンターの一角に並ぶ和菓子。共通点は…そう!「あずき」なんです。

県菓子工業組合 菊重武彦事務局長「北海道産がほとんど。まずは広島県産を使ったあずきがどんなものかを広く知ってもらうために即売会を開催しました」

組合によりますと、かつて広島でも「あずき」が盛んに栽培されていましたが、戦後に産地も衰退してしまったといいます。

近年、県産あずきの復活を目指し栽培が進んでいるそうです。

店頭には岸田総理のイラストを描いた「ふみきゅんどら焼き」や大福やおはぎなどが9種類の和菓子が揃っています。

客「3個ずつ3種類買いました。 地元が盛り上がっていくのはいいと思いますのでどんどんこういうふうなやってもらいたいと思います」

県菓子工業組合 菊重武彦事務局長「北海道産に負けないぐらいおいしいものだということを少しずつ知ってもらえばと思います。少しずつ県産のあずきを使ってみようというお菓子屋さんが増えてくればうれしい」

来年以降も続けていきたいということで、県産小豆を使った和菓子がますますメジャーになりそうです。

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