卓球女子でTリーグ・神奈川の木原美悠(17=エリートアカデミー)が6日、都内で行われた「PIA CUP 卓球混合ダブルス金メダル獲得記念 混合ダブルス卓球大会」にゲスト出演し、大会に参加した市民らと交流した。
2ポイント先取で勝敗を決める〝ガチンコ対決〟では複数の参加者と対戦。実力を披露しつつ、ポイントを奪われる場面もあった木原は「結構本気でやったんですけど、負けてしまって悔しいです」と率直な感想を語った。
木原は2019年1月の全日本選手権では当時14歳ながらシングルス決勝に進出。伊藤美誠(スターツ)に敗れて準優勝だったが、大きな注目を集めた。さらに、同年12月には長崎美柚(日本生命)とのペアでワールドツアー・グランドファイナル女子ダブルスを制し、〝Wみゆう〟として一気に知名度を上げた。
そんな木原は東京五輪今ダブルスで水谷隼(木下グループ)、伊藤組の金メダルに刺激を受けたという。「本当にかっこよかったし、自分も五輪の舞台で金メダルを取りたいと思った」。自身は24年パリ五輪を目指し、表彰台の頂点に立つつもりだ。
また、この日は日本ペイントの小塩遥菜、妹でトップ名古屋の悠菜、男子の渡辺民人(いずれもエリートアカデミー)もゲストで訪れ、小塩遥は「私も五輪に出場して金メダルを取りたいと思います」と語った。