ゴルフ界21歳の新怪物・中島啓太 国内ツアーに続き「アジアアマV」の快挙で世界が絶賛

新たな勲章を手にした中島啓太(東スポWeb)

男子ゴルフのアジア太平洋アマチュア選手権の最終ラウンドが6日にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイクリーク・クラブ(パー71)で行われ、中島啓太(21=日体大)が通算14アンダーからプレーオフを制して優勝を果たした。

中島は9月のパナソニック・オープンで国内男子ツアー史上5人目のアマチュア優勝を遂げ、日本のアマゴルフ界で新怪物の呼び声も高い超有望株。アジアアマでの日本勢の優勝は2010、11年を連覇した松山英樹、18年の金谷拓実に続いて史上3人目の快挙となった。

今回の優勝により中島は来年のマスターズと全英オープンの出場権を獲得した。中島のプレーぶりには世界からも称賛が集まっている。米国の放送局「NBC」でゴルフを担当するブレントリー・ルーマイン氏は自身のツイッターで「中島は間違いなく(アマの)世界ランキング1位だ。なんて素晴らしいパフォーマンスなんだろう! 彼はマスターズの出場権を得た!」と絶賛。日本ゴルフ界の新怪物に大きな注目が集まりそうだ。

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