学校の備品だったピアノを再利用 駅ピアノならぬ“雲仙ピアノ”に

駅ピアノならぬ“雲仙ピアノ”

 長崎県雲仙市小浜町の旧市立雲仙小中学校舎を活用した交流拠点「雲仙BASE(ベース)」で、学校の備品だったピアノが駅ピアノならぬ“雲仙ピアノ”として再利用されている。
 駅ピアノは各地の駅舎内に置かれ、誰でも自由に弾くことができる。雲仙BASEでは備品だったピアノや卓球台などを使って、地元住民や雲仙温泉街を訪れる観光客が楽しく過ごせる。
 雲仙BASEは先月24日に開所したばかりだが、早くも利用者がピアノの音色を響かせ、拍手を浴びている。常駐の交流コンシェルジュ、樋上龍矢さん(32)は「私は上手に弾けないので利用者の皆さんが頼り」と奏者を募集。

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