長崎市恐竜博物館 来館者1万人突破 時津の上嶌さん親子に記念品

1万人目の来館者となった上嶌さんの家族=長崎市恐竜博物館

 長崎市野母町の市恐竜博物館の来館者が6日、1万人を突破した。先月29日の開館から1週間で達成。節目の来館者となった西彼時津町の上嶌涼子さん(37)、大翔君(10)、奏翔ちゃん(4)親子に感謝状と記念品が贈られた。
 この日は涼子さんの両親も一緒に来館。以前から恐竜が好きだったという大翔君は「1万人目になって驚いたけどうれしい。恐竜の戦う姿がかっこいい。今度は(仕事で来られなかった)お父さんも一緒に」と目を輝かせた。
 同館は国内3カ所目となる恐竜専門の博物館としてオープン。長崎で見つかった恐竜の化石や全身骨格レプリカ約20体など約180点を展示している。高江晃館長は「早いペースで1万人を達成できた。恐竜の歴史を学び、野母崎の自然も楽しんでもらえる場所にしていきたい」と話した。
 観覧料は一般500円、中学生以下200円、3歳未満無料。新型コロナウイルスの感染対策として当面は入場者を制限し、同館ホームページで予約を受け付ける。


© 株式会社長崎新聞社