【フィギュア】鍵山優真が4回転を3本決め大逆転V!女子は三原が4位、宮原は5位

逆転優勝を果たした鍵山優真(ロイター)

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、イタリア大会(6日、トリノ)、男女のフリーが行われ、男子はショートプログラム(SP)7位の鍵山優真(18=オリエンタルバイオ・星槎)が自己ベストとなる197・49点をマーク。合計278・02点で逆転優勝を果たした。

SPでは思うような滑りができず「(4回転)サルコーのミスから頭がパニックになってしまって、どうしたらいいんだろうって、対処できなかった。ノーミスを目指していたので悔しい」と失意に暮れたが、コーチである父・正和さんに励まされ前を向いた。

気持ちを切り替えて臨んだフリーでは、4回転ループは回避したものの、4回転ジャンプを3本決めた。演技後は右手で力強く拳を握りしめ、喜びを表現。北京五輪イヤーに若武者が確かな存在感を示した。

また、友野一希(セントラルスポーツ)は合計245・11点で6位。女子は三原舞依(シスメックス)が合計214・95点で4位。宮原知子(木下グループ)は合計209・57点で5位だった。

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