【J1】前節優勝決定の川崎が鳥栖に惨敗 守備崩壊で鬼木監督は悔しさ露わ

川崎・鬼木達監督

圧倒的な強さで優勝した川崎が7日の鳥栖戦(駅スタ)で1―3とまさかの大敗を喫した。

前節にJ1連覇を決めた川崎だが、この日は敵地で序盤から苦しい展開を強いられる。相手の右ウイングバックのMF飯野七聖に再三突破を許し、前半だけで3失点を喫して早々に試合が決まってしまった。

試合後、川崎の鬼木達監督は「前日も今日のアップもかなり気持ちは入っていたが、受け入れがたい結果。チャンスを生かせる形にしなければいけなかった」と好機を逃したことに悔しさを露わにした。

守備が崩壊しての大量失点に「(相手が)あまりにもフリーすぎた。局面に持っていくまでのちょっとした間合いだとかがこういう試合で出てしまった。そこを詰めきれなかった自分の甘さ」と自らが責任を背負った。

今季は天皇杯のタイトルも残っているだけに、完敗からの立て直しが急務となる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社