横浜DeNAの佐野恵太外野手(26)が守備力強化に燃えている。秋季トレーニングは守りに重点を置いていることを明かし、「あまり自信がないけど、目を背けずにしっかり向上できるように取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
シーズン終了後にコーチ陣と相談し、方針を決めたという。初日の4日からノックを受け、第1クール最終日の7日はグラブさばきや足の使い方といった細かい点を確認した。「特別に何かを意識するというよりは、たくさん改善しなければならないことがある」
今季の失策数は4。記録には残らないものの、左翼後方の飛球を長打にしてしまったり、返球がそれたりして失点に結び付く場面も見受けられた。「外野はミスをすれば失点に直接つながってしまう」と胸に刻む。
「いいプレーをすれば得点を防ぐ大きなプレーになる。しっかり意識を高く持っていきたい」と佐野。バットでけん引してきた背番号7は課題に向き合い、実りの秋とするつもりだ。