東広島市が発注した道路などの維持業務をめぐる贈収賄事件で起訴された市の元職員らが追送検されました。
追送検されたのは東広島市元職員 平岡尚之被告(47)と土木工事会社「誠華」の前社長 岩岡芳晃被告(44)です。
広島県警によりますと、平岡被告は東広島市が発注した2019年度の道路などの維持業務について元受け業者に対し「誠華」が受注できるよう働きかけ、同年12月ごろ謝礼などとして岩岡被告から現金20万円を受け取った疑いが持たれています。
2人の間には昨年度の別の業務をめぐり今年4月に現金50万円の授受があったとして贈収賄の罪ですでに起訴されていて、東広島市は先月平岡被告を懲戒免職にしています。